中国棒球懇談会−「中国野球の現状」資料        2008/7/13 大熊

 

    CBL中国棒球联赛)‐各省市チームのうち、有力な4チームを選抜して組織。2002年開始

 

北京猛虎(北京タイガース)

天津雄狮(天津ライオンズ)

上海金鹰(上海ゴールデンイーグルス)

广州闪电(広州ライトニング)→のち广东猎豹(広東レパーズ)に改称

 

 プロ化以前と同じく各省市の体育協会の傘下にあるため、他国のプロ野球組織のような親会社制度はない。

リーグスポンサーとチームスポンサーが経営基盤をささえる(入場料収入はほとんど見込めない)。また、各球

団とも日本・米国などのプロ球団と提携している(北京‐読売ジャイアンツ、天津‐横浜ベイスターズ、上海‐

大阪近鉄バファローズのち阪神タイガース、広東‐広島東洋カープなど)

 

 2002年:各チーム総当り18試合、上位2チームによるプレーオフ。

 2003年:各チーム総当り24試合、上位2チームによるプレーオフ。

 2004年:各チーム総当り36試合、上位2チームによるプレーオフ。

 

 20052チーム増加

四川蛟龙(四川ドラゴンズ)−アマ組織としてのこったチームのうち最も有力

だったチームの新規参入

中国奥运之星(チャイナホープスターズ)−各省市チームから若手有望選手をあつめて結成。オリンピック

世代育成を目的とするため、代表経験のある選手はなく、リーグ戦では苦戦を余儀なくされる。まもなく中国

希望之星(チャイナホープスターズ)と改称。本拠地は当初北京であったが、2006年に江蘇省無錫へ移転し、

江苏希望之星となる。千葉ロッテマリーンズと提携。

 

 2005年:各チーム総当り30試合、上位2チームによるプレーオフ。

2006年:二地区制を導入。同地区所属チームとは各6試合、他地区所属チー

ムとは各3試合の計21試合。両地区の1位と2位による準プレーオフ、準プレーオフの勝者同士によるプ

レーオフにより優勝決定。

 2007年:2006年と同方式。

 

    過去のリーグ戦

 

    外国籍選手

 

○代表チーム

 代表選手を招集しての训练营(キャンプ)、遠征などが常時おこなわれる。国内キャンプ地は広州・黄村体育場

など。国外では日本、アメリカなど。2006年、2007年は日本各地でNPBファームチーム、社会人チームとの練習

試合を実施。単独チームでは天津が来日しての練習試合実績あり。2008年は代表選手を招集してキャンプ、アメリ

カ遠征をおこなっているため、代表候補選手は国内リーグ戦に出場していない。

 

    代表チーム戦績

 

○青少年育成

 CBLが「青少年训练营」として少年の指導をおこなっている。各地の大学にもレベルの差はあれ、チームを結

成しているところがある。上海などでは大学チームのリーグ戦もおこなわれている。また、全国大会も開催されて

いる。しかしチームをもたない大学が多く、全国的に普及しているとは言いがたい。少年野球に関しても、全国大

会などもあるものの、野球は金のかかるスポーツでもあることからチーム数はすくない。学校単位でのチーム、地

域ごとのチームなどがあるが、いずれも発起人やスポンサーの熱意と資金力で保たれている状態。資金力、人脈の

あるチームは海外との提携、遠征、練習試合などもおこなっている。現在プロ選手として活躍している選手には体

育学院で若いころからきたえあげられてきたスポーツエリートがおおい。他国のようにスポーツエリート以外でも

野球をプレーし、実力を身につけられ、場合によってはプロ入りもできるような、大衆レベルの環境整備が待たれ

る。

 

2008年シーズン勝敗表(511日現在)

 

勝率

天津

北京

四川

上海

江蘇

広東

天 津

14

.933

 

3-0

5-1

3-0

0-0

3-0

北 京

.600

0-3

 

2-1

2-1

2-1

3-0

四 川

.400

1-5

1-2

 

0-0

2-1

2-1

 

 

勝率

天津

北京

四川

上海

江蘇

広東

上 海

 7

.533

0-3

1-2

0-0

 

5-1

2-1

江 蘇

11

.267

0-0

1-2

1-2

1-5

 

1-2

広 東

11

.267

0-3

0-3

1-2

1-2

2-1

 

 

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